じゅうしん街コラム COLUMN
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2020年5月2日
住宅ローンの支払いに関する相談が急増しているニュース。
住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)のコールセンターへの相談件数が、2020年2月がおよそ20件。4月はおよそ1200件になるという。なんと、60倍です。この短期間でこの数字です。一般市民への打撃がどれほどのものなのか。資産は減っているかもしれませんが、明日、今月の支払いには困らない裕福で資産のある人たちには、わからないのでしょうか?
機構も、返済期間の見直しや、ボーナス返済の見直し対応を始めているという。
新型コロナの影響による返済が困難になった方への対応
・返済特例:期間の延長など。毎月の返済額は減るが総返済額は増える
・中ゆとり:一定期間返済額を軽減。減額期間終了後の返済額と総返済額が増える
・ボーナス返済見直し:ボーナス返済月の変更、ボーナス返済の取止め、ボーナス返済内容の変更
詳細は、住宅金融支援機構のサイトコチラをご参考ください。
私は、購入時に住宅ローンのご相談を受けたとき、基本的にボーナス返済なしをオススメしていました。
これは、リーマンショックの時や、他様々な経験からです。
理由としては、ボーナスカットなどでボーナス返済できないという住宅ローン破綻を目の当たりにしたこと。
住宅支援機構のゆとりローン、ステップローンによる破綻などを見てきたことです。
そして時代の流れで、転職が当たり前になり、ボーナスを受け取れないタイミングがある。
ボーナスのない会社への転職などの相談もありました。
毎月賃料を払っていくのと同じ支払い。あとは、多少の増減を考慮するという住宅ローンを勧めてきました。
毎月の返済額を少なく見せるために、ボーナス払いを勧める営業担当もいます。
どういった住宅ローンを組むのか、よく検討してください。
今回の新型コロナは、一般家庭への打撃はとても大きい。パート、アルバイトができない。残業できないといったことが直撃しています。
収入減、リストラ、倒産といったことも起きるでしょう。
そういう不安からの相談が増えているんです。
住宅ローンで困ったときは、購入した担当者や仲介会社へ相談するのも方法です。
そういった相談ができる会社を、仲介会社として選択するのが、不動産の賢い買い方です。
住宅ローンの支払いに関して問題が多数発生すると、新規の住宅ローンは今後はどうなるのか?
という問題が出てきます。
これはまたの機会に。
当社の特徴は、高齢者の為の老人ホーム紹介までできること。賃貸から始まり、購入・売却、相続や老人ホームまで自分たちのことではなく、お子様やご両親や祖父母の住まいに関する相談が可能です。セカンドオピニオンとしてもご相談ください。
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