じゅうしん街コラム COLUMN

老人ホーム紹介事業に取り組む理由 

2019年9月27日

当社が老人ホーム紹介事業に取り組む理由に直面しました。

 

先日、老人ホームのランチ付見学会を行いました。

当社は、ご高齢のお客様をご自宅までお迎えに行き、老人ホームなどの施設をご案内するスタイル。

施設と打ち合わせを行い、見学時間と人数を決めて準備していきます。大体6名前後で行っています。

今回は横浜市緑区の施設でした。

見学会を希望の方は、地域の老人会のお友達仲間。

以前から当社の失敗しない老人ホームセミナーに参加いただいた方。

 

老人ホームの食事って美味しいのかしら?ランチ楽しみといった声をいただきながら、当日を迎えました。

当日お迎え場所のご自宅に5分前に到着し、お待ちしていると。さすがに皆さん早いです。数名の方が集まっていました。

しかし1名の方がお見えにならない。ご家族も独立され一人でお住まい独居の方。おかしいわねということで、携帯を鳴らすも出ない。ご自宅に訪問してインターホンを鳴らしても出ない。2日前に話して時間もわかっていたはずなのに・・・。

お友達の方が、玄関ドアを回すと、無施錠・・・・開いています。

「○○さん!!」「○○さん!!」と声をかけながら室内へ。私は玄関先で待っていました。

ご想像できますよね。   結果は残念ながら、お亡くなりになっていました。

お友達も慌てふためき驚かれたと思います。

私は、経験値もあるので、亡くなられているであろうという状況を想定して110番。同時に119番のお話も警察としました。

警察の到着を待ち、救急隊員さん、刑事さん、鑑識さんの到着。状況説明をして、お集まりいただいた老人会仲間の方々の施設見学会は中止となりました。

別のグループへ連絡をしてそちらは施設見学会を行いました。

 

高齢者の孤独死という現実問題。

当社の取り組みは、老人ホームなどの高齢者施設へのご入居の相談をしておりますが、それだけではありません。

少しでも孤独死を防ぐためにも、セミナー参加された高齢者の安否確認の意味も含めてご訪問や、ご連絡をしています。

独居の方が住みやすいように手すり工事などの高齢者のリフォーム相談も行っております。室内ドアが内開きか、外開きかでも変わってきます。緊急連絡先などのご準備のサポートなど、できることをコツコツと取り組んでいます。

 

ご遺族の方から、お礼のご連絡を頂きました。

少しでも早く見つかったことが幸いなのかもしれませんが、防げなかったことのほうが悔やまれます。

ご高齢のご家族をお持ちの方々は、お早目の準備対応をお勧めします。

老人ホームやご高齢者の生活相談をどこにするのか。まだまだ少ないと思います。

当社は地域密着という不動産会社の立場から、見守り、老人ホーム紹介、ご自宅の高齢者の為のリフォームなど、

ご自宅に住んだままどうするかといったこともご提案できます。

お気軽にご相談ください。

 

045-566-8020 担当:吉田

 

 

 

タグ:,,,

一覧へ戻る